韓流四天王と呼ばれた男たちを語る

こんな映画にも出ている

REDリターンズって知っていますか?

芸能人というのは、どうしても自分のキャラに沿った配役で演じることに固執しているように見える。日本の俳優は特にその気質が強く感じられる、その中から本物となるのは世間から向けられる固定観念とは全く違ったキャラクターを見事に演じ、あらゆる作品で見事に顔を使い分けられるのなら、その人はまさに本物と称することが出来るはずだ。だからこそイ・ビョンホンは千の顔を持つ俳優とまで呼ばれている、それはまさにガ〇〇の仮面の○島○ヤのようにだ。よく考えれば異名がそのままではないかと思いますが、演技に対する評価は本物なので悪いことはないでしょう。

1つのキャラクターに固執しない多彩な顔を見せるイ・ビョンホン、それこそインサイダーズのようにチンピラでどんな悪事も平然とやりながらも、自分を高めるために躍進する顔を見せる事もあれば、コミカルな演技で時に人々を笑わせる表現力で、意外な側面を垣間見させてくれます。

主演ではありませんが、イ・ビョンホンという俳優のちょっと意外な一面が見れる、こんな演技も出来るのかという作品があるので紹介しよう。こちらはハリウッド映画作品でもある『REDリターンズ』という作品です。映画は2013年に公開と3年前になりますが、こちらの作品を知っている、面白いから見たという人も何人かいるでしょう。

では始めに作品概要などから簡単に説明していきます。

作品概要

REDリターンズという作品についてですが、こちらは前作『RED/レッド』の続編作になる。前作のことも踏まえて話すと、主人公たちはかつてCIAでアメリカのために戦い、今はひっそりと引退してのんびり気ままな暮らしをしている高齢者たちだ。だがしかし、その実態は『RED』と称されており、その略称は『Retired Extremely Dangerous』と呼ばれている超危険人物達だったのだ。日本語訳で『引退した超危険人物』と、物騒極まりない彼らが主役となってかつて置いたはずの銃を持って殺して殺して殺しまくる映画です。

これだけ言うとサスペンスかと思いますが、一癖も二癖もある個性豊かなキャラクターによって時折笑いがこみ上げてくるユニークな世界観だ。それらの点を踏まえて続編の、イ・ビョンホンが新たに主要キャストにピックアップされたREDリターンズのあらすじを紹介しよう。

あらすじ

CIAにて手腕を振るっていたフランクは、引退してからはかつて自身の唯一の刺激だった電話相手のサラと恋人関係になり、今までとは比べ物にならない平凡な都会暮らしを満喫していた。そこへ突如現役時代の相棒だったマーヴィンが現れて、人殺しをしようとミッションを持ちかけてくる。もう関わりたくないといってマーヴィンを突き放しますが、肝心の相棒は彼の目の前で自動車もろとも殺害されてしまうのだった。

その後CIAに連行され、以前請け負っていた『ナイトシェード計画』について問いただされるが黙秘を貫くも、そこへ特殊部隊がフランクを殺しにやってきた。窮地に立たされるフランクは、死を隠蔽して機会を伺っていたマーヴィンとサラに助けられてその場を脱した。その後自分たちに暗殺の手が差し迫っていることを知り、事態を解決するためにフランクは2人とともに行動を開始する。やがて見えてくるナイトシェード計画の真実、果たしてフランクたちはその計画を止められるのか。

過激なアクション、時々笑い

主演のブルース・ウィリスを始めとした出演俳優は、皆が皆実力派として知られる役者が勢揃いだ。その中でイ・ビョンホンは新規に登場した、フランクたちを暗殺するために彼らの仲間で暗殺を依頼された狙撃手であるヘレンと共に抹殺を企てる『ハン・チョバイ』を演じています。それはもう殺すとなったらどんな手段も厭わないので、劇中ではガトリングガンを無表情でぶちかましているシーンもあります。

名優たちが多く出演している中で確かな輝きを放っているイ・ビョンホン、この作品から見て取れるのは、彼の演技力が間違いなくハリウッドで本物と見定められたからこそ活躍している証拠と言えるはずだ。実際、作品そのものは彼に関係なく見てもらえばわかるようにとにかく面白い。

年老いても過激すぎるフランク達、なにせロケットランチャーをコルトガバメントの銃弾で命中させてしまうという人間を超えた技量を見せている。この時の名セリフが、

◇『誰が年寄りだ!』

とのこと。

こんなこと出来る時点でもうあなたをただの年寄りと認識する人は皆無ですよ、そう言いたくなります。

前作の人気が凄かった

元々このREDリターンズは監督にしても脚本家にしても、想定していなかった事態だったのも知っている人は知っているでしょう。なにせ前作のRED/レッドが予想以上に高く評価され、人気を博してしまったからだ。いや、ヒットしないと見ていた方が凄いと思う。なにせ冒頭からブルース・ウィリス演じるフランクが現役のCIAの特殊部隊を相手にして、1人無傷で鎮圧してしまったほどだ。その後理由もわからない、この時はまだ恋人ではなかったサラを助けて自分たちの命を付け狙うCIAに、自分と同じRED認定されているかつての仲間たちを集めてアメリカという超大国と戦って勝ってしまうほどだ。

劇中では緩急を良くするために持ち込まれたコメディさが、サスペンスになりがちな物語にコメディ要素を持ち込んでいる点も、良いポイントになっています。2010年に公開されて大ヒットを記録した続編に、主要キャストに追加されたイ・ビョンホンはまさに運を掴みとったといえるでしょう。同時に主要キャスト追加で『キャサリン・ゼタ=ジョーンズ』も同様だ。

こちらの作品も彼が出演しているからではなく、単純にお薦めしたい作品だ。千の顔を持つ俳優として名高いイ・ビョンホン、韓流四天王などと日本でしか通じない単語で収めていた日本人の矮小な視点が恥ずかしくなる活躍ぶりだ。

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