韓流四天王と呼ばれた男たちを語る

代表的な映画出演作として

微笑みの貴公子が出演した数少ない映画作品

ペ・ヨンジュンの経歴を見てみると、芸歴こそ長いように見える一方でそこまで華華しい活躍をしていたわけではない。確かに過去にはテレビドラマ『初恋』で視聴率が歴代最高記録を出してその人気を勝ち得ることに成功はしている。ですがイ・ビョンホンと比べるとヨン様の出演作品は彼と比べるとさほど多いわけではないのです。演技が伴っていない、というよりはブレイクのきっかけが中々生まれなかったという方が適切ではないでしょうか。

そんなヨン様ですが、ドラマと映画、どちらにも出ていますが、そこまで出演作品が多いわけではないのです。ですがヨン様ブームと、微笑みの貴公子が映画にも進出するとなったら、ファンであるおばさま方は黄色い声援とともに狂喜乱舞したという。

映画俳優としての印象はさほどないペ・ヨンジュンですが、そんな彼が主演作として出演した『四月の雪』だ。これは日本で公開されるとともに大ヒットを記録し、当時はイ・ビョンホンなどよりも高い人気を誇っていた事を証明する結果を残します。本来なら比べる余地はないのですが、イ・ビョンホンとペ・ヨンジュンの違いを深く理解していなかった日本のファンにはどうでもいいことだっただろう。元々この2人は映画とテレビドラマという、また違った分野で活躍していたので本来なら比べる余地はないのかもしれませんが。

さて、そんなヨン様主演作となった四月の雪と呼ばれる作品がどんな内容なのか、説明していこう。

四月の雪、概要

ヨン様主演で公開された四月の雪は、2005年に公開された当初は韓国映画として当時最大の記録と言われた300万人ほどの観客動員数を記録したと言われている。彼の知名度がすごく高かった時期でもあったので、納得できる結果と言えるでしょう。

そんな四月の雪という作品がどんな映画だったのかというと、やはり韓国色が強いというのか、それともリアルで本当にありそうな話題なのか、どちらとも言えない映画となっている。では作品を知ってもらうため、まずはあらすじから見ていこう。

あらすじ

その日、一件の自動車事故が発生した。片やコンサート制作会社に勤務するインス、片や平凡な主婦として過ごしていたソヨン、それぞれに配偶者が事故で重症を負ったと連絡を受けるのだった。インスが救急病院へ向かうとソヨンが心神喪失に近いほどショックを隠せないほど疲労を見せていたが、そんな2人に追い打ちをかけるようにある事実が露見した。

それは互いの伴侶が、男女の間柄で蜜月な関係なのが明らかになったのです。妻、ならびに夫の不貞を互いが同じ現場で知るという事実、残酷な真実をつきつけられて2人は絶望のどん底に叩きつけられます。やがて2人は事故にあったことで真実を確かめるために、それぞれがこれまでの軌跡を語り合う。事故現場に訪れるなどしてやがて真実と悟った時には、2人は互いに欠くことの出来ない支えとなっていることに気付かされる。

惹かれ合うようにして心を通わせていくインスとソヨン、やがてそれぞれの伴侶が不貞行為をしたように、彼らもまた一線を踏み越えてしまうのだった。

不倫から知り合い、不倫へ堕ちていく

この作品のテーマは、まさに『不倫』だ。今年2016年の日本はとにかく不倫づくしの話題が出まくっている。見ていて正直、お前らそこまでやりたい盛りなのかと言いたくなりますが、この作品でもそうした部分が見える。ただ気の毒なのが、妻や夫のの不貞行為を疑ったことのなかったそれぞれの伴侶が交通事故で意識不明の重体に陥った時に、双方がただならぬ関係にある事実を突きつけられてしまったのだ。

不貞行為をしていた、しかもよりによって事故で、相手の伴侶と同じように事実を知るという。絶望的な状況と言っていいでしょう、ですがそんな中で互いが裏切られたと感じながらも、真実を確かめていく中で、主人公とヒロインも傷を舐め合うようにして関係を一歩先へと進んでしまった。この映画ではそんな不倫をテーマにしている。

人気を呼んだ理由として

不倫に始まり、不倫では終わらない作品となっているのが四月の雪だ。結局欺かれてはいたが、それぞれの幸せを追求するために主人公とヒロインは後腐れなく別れを決意する。最期はしんみりと未練はあったものの、本来あるべき関係へ戻っていくように元鞘へ落ち着いていく。

内容としては健全なものではないにしても、ヨン様主演というブランドが一番大きかったといえます。社会的ブームにまで発達した日本において、ヨン様主演というだけで大きな商品価値が伴っているのが明白だ。人気を博さないわけがない、そう言わんばかりに同作は大ヒットという栄光に包まれたのでした。

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